葬儀での死亡通知文例について。
葬儀の日取りが決まり次第、すぐに死亡通知状の印刷を頼まねばなりません。だいたいの枚数を決めて葬儀社に依頼するのがよく、文案や見本は用意されているので、そのなかから選ぶか、独特のものを印刷してもらうかは自由です。
季節のあいさつなど前文は不要で、だれがいつ死んだかを記し、生前のご厚誼を感謝して、通夜、葬儀、告別式の日時と場所を明記します。
葬儀の式場が自宅以外のときは地番、降車駅、目標を書き添えます。
差出人は、喪主を筆頭に、親戚代表、友人代表の名前、あるいは親戚一同と記します。
場合によっては葬儀委員長の名前も入れるときがあります。
あて先は、喪主や遺族、親戚が、故人の住所録や年賀状を見てきめます。
職場の交際範囲などについては、職場の人にたずねてきめます。
故人の関係者以外に喪主や遺族の友人関係にも出す必要もありましょう。
新聞に死亡広告を出すときには、新聞社、または広告代理店に早めに申し込みます。
死亡通知は、印刷や、葬儀社などに見本があり、すぐに間に合います。
夫が死亡のときは妻が、妻が死亡のときは夫が喪主となるのが現代の葬儀の考え方です。
地方によってはいろいろですから、それにしたがっておきます。
葬儀式に参列したい人のために、午後一時より二時までと、通夜も入れるのもいいでしょう。
あと場所ではどこそこ葬儀会館と、名称と住所が必要です。
参考までに、死亡通知の文例見本です。
父三郎儀 かねてより病気療養中でありましたが 三月二十日午前二時十三分 八十歳で永眠いたしました
ここに生前のご厚誼を深謝いたしますとともに 謹んでご通知申し上げます
記
通 夜 三月二十一日 (水) 七時から八時
告別式 三月二十二日 (木) 一時から二時
場 所 大阪市北斎場
住 所 大阪市北区なになに
なお 勝手ながら故人の遺志により ご供花 ご供物の儀は固くご辞退申し上げます
あと住所 と喪主の名前 親族一同とします
以上が葬儀の参考文例でございます。