「突然の葬儀だから、バッグも適当なものでいいよね。」
お葬式は亡くなられた方が成仏するための、大切なセレモニーです。
結婚式のスタイルには非常に気を遣う方は多くても、故人とのお別れに際しては、スタイルも適当...。
そのような残念な方も多いのではないでしょうか。
葬儀に着ていく洋服やバッグを整えることは、故人への思いを整えることにつながっていきます。
「いままでお世話になって、本当にありがとう。」
亡くなられた方への感謝の気持ちは目に見えて表せるものではありません。
目に見えて表すことが出来るのは、葬儀に参列するときのスタイル。
バッグに至るまで気を抜かないことが、大人としてのマナーにつながります。
もっていくものですが、キラキラと装飾が飾りたてられたタイプは、悲しみの席にはタブーなものです。
赤やピンク、黄色など色が付いているのも、ふさわしくありません。
爬虫類などの柄が付いているものも、悲しみの席にはふさわしくないので、もって行かない方が無難です。
出来れば気持ちに余裕のあるときに、しっかりとしたブラックフォーマル用を、ひとつ用意しておくと良いでしょう。
見られていないと思っていても、誰がどのようなスタイルをしているのか、細かいところまで見ている方は多いものです。
セレモニーでのスタイルは、その方の品位まで表しています。
たくさんの参列者の方と会っても、その場に相応しいきちんとした服装をしておけば、間違いがありません。