葬儀の写真について。
葬儀写真といっても数多くありますが、まずは遺影の写真、葬儀全体のスナップ写真、またはムービー写真などがあります。
遺影のお写真は、のちのちまで残るお写真となりますので、原版はお亡くなりの方が大きく写っているもの、どうしても大きく引き伸ばすので小さい写真だと、ボケてきます。
そしてお写真の表情がいいもの、にこやかに微笑んでおられるもの、硬い表情より、やはりうっすらと笑みのある表情のものの方が、見る方にとっても微笑んでくるというものです。
そしてその写っている写真の服装でも大きく左右されてきます。丸っきりの普段着で写ったもの、おめかしをした時のもの、それぞれにいい写真の仕上がりとなります。
老人の方などは、写真を撮られるのを嫌がる方もおられますが、そういった方は、最近では、携帯のカメラで撮ったものを、写真屋に撮影されたものをメールで送ったりも、最近では可能となってきております。
ご遺影の写真のバックですが、消したものとパックのあるものとがありますが、これも両方いい写真の場合があります。
スナップ写真をそのままで、いっさい加工せず、いい表情で写っているものがあれば、そのままでのものもおすすめです。
葬儀の写真も最近では、電照式写真といって普通の遺影写真のうしろから照明をあて、写真のお顔などが浮かび上がるようにするものもあります。
この場合は、普通のプリントの写真の他に、電照専用器具とネガフィルムを使用いたしますので、なお一層クリアな仕上がりとなります。
そしてあとは、葬儀式全体の要所要所をカメラに収めた、スナップ写真です。