葬儀のマナーについて。
葬儀のマナーでもいろいろとありますが、葬儀でのこれくらいは常識として知っていただきたいことを拾っていきます。
葬儀のマナーでもそのうちの、葬儀一般、服装、香典、焼香、など細かい葬儀の進め方などがございます。 まずは病院で容態が危ないと言われましたら、
まず葬儀の下準備をしておくのもいいでしょう。なるべく事前に葬儀社に一応の葬儀の費用の概算なりの見積もりを安心のために聞いておくのがいいでしょう。葬儀は不意突発的にやってきます。
お亡くなりになると、その葬儀社なりに病院よりの迎えの寝台車の要請をします、お亡くなりになって約1時間くらいは、病院ではご遺体の処置をされます、きれいに拭いていただいたり、着替えをしていただきます。そして、死亡診断書を手渡されます。
そして自宅若しくは、葬儀会館なりに到着されて葬儀の見積もりを作成していきます。葬儀の場所、葬儀の時間、祭壇規模、その他もろもろの葬儀品物とか、そして葬儀の手順、進め方などを葬儀社より聞きます。
その時に死亡診断書、三文判のハンコ、そして生前の遺影の写真になる写真原版、この頃は、いい写真が見つからなければ携帯で撮った写真でもそれをメールで送っていただくということも可能です。
この写真もやはりのちのちまで残る写真になりますので、大きく映っているもの、にこやかに微笑んでおられるものがいいです。
次に葬儀のマナーの服装ですが、急なことなのですが、家族葬であろうと通夜、葬儀告別式は儀式ですので、身だしなみはきちんとしたいものです。喪主のほか成人の方はそれとわかるように喪服を着用されたほうがよいです。
学生さんは学生服でいいです。喪服といってもこの頃は家族葬が普及し正式な服装はしなくてもいいです。
正式とは、男性だと葬儀告別式には、白線を外したモーニング服着用、女性は和装の喪服です。そして持ち物靴や履物は黒で統一です。
ですがこの頃は家族葬が多くなり男女とも略式の黒礼服、黒靴、黒の持ち物で黒ければ結構です。
一般の方も通夜などには略式の喪服で参列ですが、あまりにも急な場合は平服に、黒ネクタイがあればいいでしょう。
つぎに香典ですが、香典の表書きについて一般に黒の水引の袋を使用します。表書きは仏式、神式、キリスト教などで異なってきます。
まず仏式ですが、一般的には、御香典、御香料、御霊前などが多いですが浄土真宗に限っては、御霊前という言葉も名称も使わず御仏前となります。
説明すれば長くなりますので割愛させていただきますが、神式では、御霊前、御玉串料、御榊料などです。キリスト教は御花料。献花料となります。
つぎに焼香ですが、仏式の葬儀では各宗派で決められた正式焼香回数がございます。全部が全部ではなく別にこだわらない宗派もございます。
葬儀でのきまりがあるのは浄土真宗の本願寺派です、いわゆるお西の葬儀焼香は、額にいただかずに1回です。真宗の大谷派のお東は額にいただかずに2回です。あと真言宗、日蓮宗は額にいただいて3回。禅宗の曹洞宗では2回、最初は額にいただいて1回、2回目はそのまま香炉にです。
あと浄土真宗には葬儀でいろいろと、してはいけないことがあります。まずは病院よりお帰りになってしていたたく枕飾りですが、そのときのご遺体の上の守り刀なのですが、これを用いてはいけません。
あとご飯も本来不要ですが、していただいてもご飯の箸はたてない。出棺時愛用されていたお茶碗を割ってはいけない。清めの塩を用いないなどがございます。このように葬儀にはいろいろとその場に応じた葬儀のマナーが必要になってきます。
必ずや人生関わり合いのでる葬儀、そのとき少しでも葬儀の場で参考になればと思います。
葬儀・家族葬のことなら何なりとご相談ください。