大阪で葬儀・告別式の締め括りで行われる喪主の挨拶は、大勢の弔問客を前にして行われることが殆どです。
喪主になると葬儀の準備などで非常に忙しいため、挨拶をゆっくりと考える時間を確保するのは難しといえます。
しかし、多用の中、故人のために集まって下さった弔問客の方に、感謝の意はしっかりと伝えたいものです。
喪主の挨拶の具体的な構成は、まず、会葬のお礼から始まり、逝去に至るまでの経緯を述べます。
次に、遺族の現在の心境や、故人との思い出をお話しします。
続いて、生前の厚誼へのお礼と今後もこれまで同様のお付き合いと援助をして頂けるようにお願いをします。
そして、最後に、もう一度、弔問に来て頂いたことへのお礼を申し上げて、結びます。
大勢の方を前にして行うスピーチは、普段、スピーチを行う機会の多い方でも緊張を強いられるものなので、慣れていない方にとっては、猶のこと緊張します。
しかし、葬儀でのスピーチの場合、喪主の悲しみや準備の忙しさを汲んで下さる方が多いので、多少スピーチを失敗しても好意的に受け取って下さります。
ここで大切なことは、ゆっくりと丁寧に、心を込めて挨拶をするということです。
スピーチが苦手な方は、前もって内容をメモ用紙に書き写し、それを見ながら読むと良いでしょう。
また、どうしても、人前で話すことが苦手という喪主の方は、ご自身の家族や弁のたつ親族の方にお願いするのも良いでしょう。
どのような形でも、挨拶に感謝の気持ちを込めることが、非常に大切なことです。
葬儀・家族葬のことなら何なりとご相談ください。