葬儀の弔電について。
弔電とは葬儀の際に打つ電報のことです。
病気や旅行などで、どうしても葬儀や弔問に行けない場合は、弔電を打ちます。宛名は喪主ですが、わからなければ故人の名前に、ご遺族様とつけ、葬儀の日の朝までに届くように申し込みます。
ただし弔電は略式ですので、その後なるべく早く弔問に伺うか、無理ならお悔み状を書いて弔問に代えます。
お悔み状は、弔電の代わりに書いてあとで弔問に伺う場合と、弔問の代わりにする場合とがあります。
時候の挨拶などの前文をいっさい省いて、いきなり主文からはいるのが決まりです。
弔電にも使ってはいけない、気をつけないといけない言葉があります。
弔電に関しては、返す返す、またまた、重ね重ね、いよいよ、たびたび、重々、といった重ね言葉は、不幸が重なることを連想させるため、忌み言葉とされています。
同じ理由から、重ねる、繰り返す、続ける、再び、再三、なども避けます。
仏教では、浮かばれない、迷う、も避けます。
また、仏様、冥福、成仏、供養、はよく使われる言葉ですが、仏教用語なので神道やキリスト教では、使ってはなりません。
葬儀の弔電にもいろいろと文例がありますが、電話帳にも弔電文例は載っていますので、参考にされてください。
この頃は弔電にもいろいろな種類のものがあり、普通の文字だけのものから、最近では、線香やお花までセットになったものなども見受けることがあり、いろいろとお選びいただくことが可能です。
葬儀・家族葬のことなら何なりとご相談ください。