大阪の葬儀の友引について。
葬儀の友引は、六曜のうちの一つで、友引にあたると葬儀を出さないという風習が昔よりあり、葬儀の日を延ばすなどをしています。
通夜の日はいいのですが、葬儀告別式にあたる日のことをいいます。
友引という言葉から、その日にすると友も一緒に引き寄せて、冥土につれていく、などという迷信があり、会葬者も含めて忌み嫌い、葬儀が友引にあたると、葬儀を翌日に延ばすという風習があります。
葬儀が友引にあたると、葬儀社ではお棺の中に今頃は、友引人形をお棺に納め、人形を友として一緒につれて行ってもらうというのが、あります。
他に、大阪ではないですが、他県では、友引の日は火葬場が休日になったりしています。
どうしても、葬儀葬式数が少ないですので、丁度あわせたように休日にしています。
この頃はさほど気にされる方は、少ないですが、やはり言われる方もおられます。
この頃は葬儀も家族葬が普及していますので、友引に関しては余計少ないです。
友引は、日中の昼が凶で朝晩は吉といわれます、この意味からも、私が以前勤めていた葬儀社で、決まった地区の旧家での葬儀があるのですが、葬儀の時間がいつも決まって2時から3時のお葬式なのですが、友引の日にあたると、3時から4時になります、そうか翌日の葬儀となります。
時間を延ばしただけで、他はなにも変わりはないのですが。
少しでもそうした配慮で、友引の日の葬儀に行く方も、来てもらう方も、やはり昔からの言い伝えですので、急には変えられない、というのが実情のようです。