大阪の葬儀の時間について。
葬儀の時間は2日間に集中、短縮される傾向を強めました。
24時間置くという規定がありますのでその中心に通夜を設けています。
この結果、初七日法要も葬儀・告別式当日に繰り上げて行われることが一般的になりました。
日程の短縮と同時に、葬儀式と告別式の同時進行型葬儀が増え、その日のうちに精進落としを終えて各地に帰るという関係者の時間の都合、火葬時刻の集中、会葬者に迷惑をかけられないなどの理由に、葬儀、告別式を1時間内で行うことが一般化しました。
また会葬者は会社を休んでの日中の弔問より就業後の夜間の弔問が便利とあって、告別式よりも通夜に弔問に訪れることが、多くなる傾向にあります。
その結果、近親者中心の通夜が時間を区切っての弔問の場に変化しつつあります。
このため家族・近親者だけの仮通夜を先に行って、弔問を受けるものを本通夜とし、祭壇も設営して葬儀・告別式と近い形で営む傾向にあります。
また中陰の7日ごとの法要は省略され、三十五日あるいは、四十九日の法要のみに簡略化される傾向にもあります。
会葬者だけでなく、家族も忙しいなどの理由によって簡略化が進められているのが、最近の葬儀の特徴です。