葬儀には、喪主ならびに葬儀委員長には挨拶がございます。
葬儀も開式になり、導師様が退席なされますと、司会者が閉式の辞を述べますが、その後親族代表で喪主様より挨拶となります。
社葬などの場合は、葬儀委員長が挨拶します。
喪主・親族代表の場合は、皆様お忙しいなかを、まことにありがとうございました、 とひとことお礼の言葉を述べるだけでよいのですが、葬儀委員長としてはの挨拶は、あまり短いと物足りない感じがしたりしますので、 かといって長すぎるのもよくありません。
会葬のお礼に加えて、故人を偲ぶことば、たとえば経歴や功績、臨終の模様などを簡単に紹介したのち、遺族への今後の支援協力をお願いするのがよいでしょう。
葬儀委員長の挨拶のあとに、喪主及び遺族の代表がお礼をひとこと述べるか、あるいは参列者に向かって深く一礼します。
喪主が成人していれば自分で挨拶しますが、未亡人や年少のときには遺族の代表として故人の兄弟、婿、親戚が挨拶します。
出棺の挨拶には、三つのポイントが必要です。
1.会葬していただいたお礼。
2.故人生前のご厚誼の感謝。
3.今後、遺族に対しても、故人生前中と変わりなく、ご厚誼をお願いしたいということ。