大切な方が亡くなれたあと、喪主の方は葬儀を取り仕切る必要があります。
お葬式のときに、求められるのが、親族代表としての挨拶です。
喪主の方の葬儀挨拶には、どのような意味があるのでしょうか。
一番に思いを込めたいのは、亡くなった人への思いを込めてお葬式に参列してくれた方への感謝の言葉です。
多くの方が亡くなられた方に対して、電報を送ってくれたり、香典を用意して訪れてくれます。
セレモニーはこのように支えてくれた方なくしては成り立たないものなので、まずは、参列してくれた方たちへの感謝の気持ちを言葉に表すことが大切です。
また、喪主の方にとって、葬儀での挨拶は、慣れていない点も多く、どのような言葉を選んだら良いのか、迷ってしまう方も多いと思います。
アドリブでも良いのですが、しっかり文面を用意しておくことも大切です。
「本日は、遠いところ、ご会葬いただき本当にありがとうございました。」
「このような多くの方に見守っていただき、故人も喜んでいると思います。」
「未熟ではございますが、これからもご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。」
このような言葉を選ばれる方が多いようです。
機械的だと感じられる場合には、故人の方と人となりや、短いエピソードなどを、はさんであげます。
大好きだった犬の散歩、世界一周の楽しい思い出、亡くなられた方の趣味などスポットをそえると、その方らしい愛情あふれたスピーチが出来ると思います。