家族葬のマナー
最近では、ごくごく近しい人だけで亡くなられた方を送りたい...。
そういったご遺族の方の意向から、家族葬を選ばれる方が増えてきています。
近しい人だけで行う式だからこそ、それなりのマナーはあるもの。
今回は、あまり知られていない家族葬のマナーについて触れていきたいと思います。
一般的なお葬式と違って、家族葬の場合には、参列する方が家族や近しい人のみという違いがあります。
そのため、小さくても温かみのある式を執り行うことが出来ます。
多くの方への気遣い抜きに、亡くなられた方を弔うことが出来ます。
そのときのマナーとして忘れてはいけないのが、実は参列していない方への連絡ということ。
このような小さな式を行うということで、弔問は遠慮して欲しいという旨を、あらかじめつたえておきます。
香典やお供えものなども、出来れば遠慮しておきたい点も、伝えておくと良いでしょう。
遠方の知り合いならともかく、ご近所の方には訃報は、すぐに知れてしまうものです。
ご近所の方の参列もお断りしたい場合には、あらかじめ、直接訪問して、その旨を伝えておくとスムーズでしょう。
あらかじめの連絡もなしに進めてしまうと、ご近所の方や遠いご親戚の方は、訃報に際して、どのようなスタンスを取ればよいのか、分からずに困ってしまいます。
きちんと自分たちが考えていることを伝えておくこと、コミュニケーションも、実はお葬式をあげるにあたり、大切な要素になってきます。