どなたかが亡くなられた場合、用意しなければならないのは葬儀の手配と、それにまつわるお金です。
「タダでは葬儀は出来ない」という言葉があるように、お金がないとお葬式を行えないのも事実です。
最近では、あまり大きな式を行わない、家族葬を選ぶ方が増えてきました。
盛大なものから、しだいにシンプルなものへと変化を遂げてきたお葬式業界。
それでも、かかるところには、しっかりとコストがかかるのも事実です。
葬儀に関するお金ですが、おおよそこれらのことにコストがかかってきます。
まずひとつ目に葬祭の業者に払う金額です。
遺影の写真や、車代、式場の経費など、さまざまなコストがかかります。
プランを選べるところもあるので、気になる方は、プランナーの方と相談をすると良いでしょう。
次に、仏教の場合は、お寺へのお布施です。
これはお墓があるお寺によっても違いがありますし、その地域によっても変わってきます。
3つ目には、会食や飲食にかかわるお金です。
これは少人数で行う場合、多くの方が参列する場合、自宅にて会食する場合、施設を利用しての会食。
そのケースや人数でも差が出てきます。
参列者が多い場合には、一時的には出費が増えますが、香典などからまかなえる場合もあるものです。
会食の席は、亡くなられた方の思い出や、残された方がお互いの絆を確認しあえる良い場所です。
時間が許す限り、このような席はきちんと設けて、参列してくれた方への配慮を示しておきましょう。