海外赴任をしているとき、留学をしているとき、事故や病気で入院しているとき、会社の仕事がどうしても休めないとき。
基本的には、亡くなられた方の気持ちを考えて、都合が付く限り、葬儀の訃報を聞いたら、参列をするのが常識です。
けれども、やむを得ない事情で、欠席を余儀なくされるケースもあるでしょう。
葬儀を欠席しなければならないときは、お悔やみの気持ちを言葉に表して、弔電を送られる方が多いようです。
また葬儀をやむを得ず欠席した方のなかには、四十九日の法事をおこなう前に、香典を持参して、遺族の方に弔問をされる方もいます。
遠い場所に住んでいる方、生前にあまり交流が無かった方などは、弔問がはばかられることもあります。
向こうの方の気持ちを考えて、郵送で香典を送られる方も多いようです。
また葬儀を知らずにうっかり欠席してしまうケースもあります。
知人を通して、あとあと訃報を知ったケースです。
このようなときには、相手との立場を考えて、親しい方の場合には電話などでお悔やみの言葉を送ります。
また、身内の結婚式とお葬式が重なることもあります。
一般的には慶事よりも弔事を優先させるのですが、これもケースバイケース。
あまりにも遠い親戚の弔事であれば、弔電や通夜のみ参列するだけにおさえておき、結婚式に出席されても問題はないかと思います。
親しい方のお葬式と重なった場合でも、弔電を打ったり、日にちを改めて弔問することも出来ます。