葬儀の会葬返礼品について。
粗供養と言われる、葬儀、告別式の会葬者への返礼品です。
本来は香典の持参の有無に関係なく、会葬者全てに渡すのが一般的でしたが、最近では香典と引き換えに渡すケースも増えました。
このため、会葬返礼品を香典返しとして渡す場合もあります。
食事を振る舞う代用品としての性格も強く、砂糖、お茶などの食料品の人気が高かったのですが、戦後、白いガーゼのハンカチが使われて流行したため、ハンカチなどの繊維製品が多くなりました。
一時ははがきのセット・テレホンカードも流行しました。
最近では、商品も多様化しており、ボールペンや香典袋などの文房具、電池なども使われます。
ハンカチも白から柄物のブランド品に人気が集まり、全体に実用化傾向を強めています。
大阪や奈良など一部地域では、商品券も人気です。
500円~800円の商品が中心で、会葬者の数が変動するので、返品可能な商品が選ばれます。