大阪の葬儀祭壇には、白木祭壇、生花祭壇(花祭壇)などがございます。
白木祭壇とは祭壇全体が白木で作った段状のもので荘厳な感じがします。
生花祭壇はその字のごとく祭壇全体を生花でつくったもの、花の香漂う新鮮な花祭壇と、
ただ単に生花単体を祭壇の上に置いたものの2通りあります。
一昔前は大方の葬儀の祭壇は白木祭壇でした、花祭壇は滅多にお目にかかれない祭壇でありました。
よほどの上級の葬儀だとかお寺の本堂で営まれる葬儀とかでない限り花祭壇はありませんでした。
それがこの頃では逆に花祭壇が主流といっていいほどになってきております。
最近では葬儀でも家族葬が多くなりより一層コンパクトな花祭壇などもあり、人気のある祭壇となっております。
白木祭壇、生花祭壇それぞれに魅力のある祭壇であります。
神道、天理教などの神式葬儀では、祭壇の上の御供え物である神饌ものが主となりますので古来よりの白木祭壇が適しております。
反対にキリスト教などの葬儀では白木ではなく全体がお花の生花であつらえた祭壇が適しています。
その祭壇自体もお望みの色や形、お好きな花がご自由にお選びいただけるようになっております。